『オオグソクムシの本』(森山徹著,青土社)

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この本、SNSで名前の言えない”M”様@陽気なヴォルテモート卿さんが紹介していたので、気になっていましたが、かなり面白かったです。


 


Nob!!とは違った視点でオオグソクムシ見ているので、大変勉強になります。


 


特に気に入ったところ、抜き下記しときます<備忘録:順不同>


p197 本書の立ち位置は「無駄にマニアック」


p12 焼津の「長兼丸」さんは、希望日の前々日からしか乗船受付しない。


p16 418日に調査(今年のことか?)。


p28 オオグソクムシ1匹消費税込み540円で譲ってもらえる。


p178 静岡県の伊豆中央水産でオオグソクムシを取り扱っている(201549日に鳥羽水族館の森滝さんに質問)。


p27 マンカの体長は5センチメートル程度。


p91 著者の知る水族館でのマンカの採集は4例:2013216日に竹島水族館で日本で初めて出現;2014816日に鳥羽水族館25匹が生まれる(飼育されたが、約1年後にはすべて死亡);このほか竹島水族館で1例;沼津港深海水族館1例。


p135 マンカの出現時期は59月の間に多いのに対し、親の繁殖活動に季節性がみられなかった。


p136 生殖腺は季節にかかわらず連続的に発達。


p37 20152月に鳥羽水族館を訪れる。


p38 201311月にテレビ番組『探偵! ナイトスクープ』で素揚げにしたオオグソクムシを食す映像が放映されていた。


p121 「研究秘話」が必見!


p147 日本において後期中新世末期から前期更新世から出現するのはオオグソクムシの化石、前期中新世後期から中期中新世前期に出現するのはジュウイチトゲオオグソクムシ(化石種)