練習用のエビノハラヤドリですHemiarthrus abdominalis (Krøyer, 1840です。
先週撮った写真の出来がぶーだったので(↓)、今日、撮りなおしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/29344192.html
先週撮った写真の出来がぶーだったので(↓)、今日、撮りなおしました。
http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/29344192.html
まぁまぁの出来でしょ。
これからおいおい解剖観察していきます。
ヤドリムシ類は、等脚類の体軸が歪み、胸脚が退化傾向にあり、育房が左右非対称に膨脹していて、形態の把握が難しいのです。
これから4 mmくらいのヤドリムシを解剖しなくちゃならないので、その前に、比較的大きな本種で練習いたします。
ヤドリムシ類は、等脚類の体軸が歪み、胸脚が退化傾向にあり、育房が左右非対称に膨脹していて、形態の把握が難しいのです。
これから4 mmくらいのヤドリムシを解剖しなくちゃならないので、その前に、比較的大きな本種で練習いたします。
でも今、名古屋のTS博士とのテーマが進行中なので、こちらがある程度落ちついたら、ヤドリムシに本格着手します。
とはいっても、この4mmヤドリムシについて、秋の甲殻類学会で発表したいと考えているので、あんまりノンビリせずに、キビキビ進めないといけませんね。
とはいっても、この4mmヤドリムシについて、秋の甲殻類学会で発表したいと考えているので、あんまりノンビリせずに、キビキビ進めないといけませんね。
=○●○=・=○●○=・=○●○=・=○●○=・=○●○=・=○●○=・=
2011.6.27加筆
先の週末、ヤルキを出してヤドリムシの解剖にトライしました!
技術的にはまだまだですが、本番への手応えを覚えました。
技術的にはまだまだですが、本番への手応えを覚えました。
上の写真の標本を解剖しました。
まず、体凸側の第2抱卵葉を外し、体凸側・体凹側の第1胸脚を外します。このとき、体凸側の第1抱卵葉と脚が分離しないように注意!
次に左右の顎脚を外すのですが、barbulaごと外すことができるようです。写真の標本の解剖では失敗しましたが、他の個体を解剖したときにこの技を発見しました。
下の左顎脚に突起(▲)があるのですが、これは顎脚の突起ではなく、barbulaの一部がくっついちゃっているようです。
まず、体凸側の第2抱卵葉を外し、体凸側・体凹側の第1胸脚を外します。このとき、体凸側の第1抱卵葉と脚が分離しないように注意!
次に左右の顎脚を外すのですが、barbulaごと外すことができるようです。写真の標本の解剖では失敗しましたが、他の個体を解剖したときにこの技を発見しました。
下の左顎脚に突起(▲)があるのですが、これは顎脚の突起ではなく、barbulaの一部がくっついちゃっているようです。
これらの写真、各パーツの倍率はバラバラです。
複数の写真を貼り合わせてパーツを再現しています。
でも、下記の図によく似た形態を確認できて、けっこう満足しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/29352021.html
複数の写真を貼り合わせてパーツを再現しています。
でも、下記の図によく似た形態を確認できて、けっこう満足しています。
http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/29352021.html