2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

マルヒオドシエビ(続 中・深層浮遊性エビ類)

マルヒオドシエビ. Hymenodora frontalis Rathbun, 1902 です。 中・深層浮遊性のエビで、水深2400~5600mに分布します(この写真の標本は水深700m位)。 北太平洋がタイプ産地で、北海道厚岸沖や相模湾、屋久島沖などから記録があり、カナダや…

チチュウカイミドリガニ(外来甲殻類 1)

チチュウカイミドリガニCarcinus aestuarii Nard, 1847のオスです。生きてました。観察会(↓)では生きているのこの1匹しかみつかりませんでした(涙)。 http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/19986731.html ワタリガニ科のカニですが、第4歩脚が普通…

外来種勉強会

第3回 外来生物分布拡大調査の勉強会(東京湾の外来海洋生物:その生態と過去、現在、未来)に出席しました。(↓) http://vege1.kan.ynu.ac.jp/forecast/ 午前中は勉強会 午後は観察会 2009年6月現在で、76種の外来海洋生物が確認されていて、うち…

今日の多摩川

珍しいものみました(^○^) アシハラガニです。写メです。 携帯をかなり傾けて撮影しました。実際には抱き合った2匹のカニはほぼ直立でした。 15~20分は少なくても抱き合っているみたいでした。 ちなみに、写真の下側がオス、手前がメスです。 調査中だ…

アメリカカブトエビ(続・田んぼのエビ 2)

アメリカカブトエビTriops longicaudatus (Le Conte, 1846)です。 ジュニアと採ってきました(↓)。 http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/18479805.html 日本国内にもっとも広く分布するカブトエビ類です。 国外では北アメリカ、西部メキシコ、アルゼ…

鋼のミジンコ

テレビアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」 第11話 ラッシュバレーの奇跡 の一コマです。インターネットのGyaoっていう無量動画サービスからコピーしました。

ツノナシオキアミ(♂)

ツノナシオキアミEuphausia pacifica Hansen, 1911のオスです。前回の写真はメスでした(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/14865714.html オキアミ類(ソコオキアミBentheuphausia amblyops G.O.Sars, 1885を除く)は、オスの第1・第2腹肢内肢…

多摩川河口干潟訪問記

今日も、多摩川河口にいってきました。 もちろん仕事です..... 多摩川河口には、東京湾で唯一といえるほどの、広大な河口干潟が発達しています。ここには、都市近郊としては希有な、河口域特有な生物がたくさん生息しています。Nob!!の好きなカニやアナ…

これでもミジンコ!? (とっても変わったカイアシ類)

この子らはカイアシ類(ケンミジンコの仲間)です!! 家内にこの写真みせたら、「根っこ?」って解答。なるほど根っこ系カイアシ類ってとこか! 寄生性のカイアシ類には、寄生生活に適応して、体形がかなり奇怪に変型するものが少なくありません。 ここに示…

ネオカラヌス・クリスタータス(北のカイアシ類)

ネオカラヌス・クリスタータスNeocalanus cristatus (Kroyer, 1848) といいます。頭部先端にmedian crestという扁平な隆起部があり特徴的です。 表層域(水深0-200m)で採集される浮遊性カイアシ類としては、非常に巨大な種類です。 ただし成体は深部…

デジいち買っちゃいました

本日、My デジいち買っちゃいました。 Nikon D60 です。 これからもバリバリ撮りまくるゾぉ~!!

イソコンペイトウガニ

イソコンペイトウガニHoplophrys ogilbyi McCulloch, 1908といいます。 Haginohanaさんからいただきました(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/haginohana/40624394.html 関連ページ: http://blogs.yahoo.co.jp/haginohana/48908858.html 岩礁のウミトサカ類、…

ツノメエビ

ツノメエビOgyrides orientalis (Stimpson, 1860)といいます。 かなり変わった顔をしたエビです。決してめずらしい種類ではありませんが、むしろ普通種ですが、あまりお目にかかる機会はありません。 ドレッジや採泥器によるサンプルでは常連だそうです。 富…