日本産甲殻類について綴っているブログです。ほとんどはマイナーな種類ですが...(汗)ボチボチと更新して参ります。お付き合いのほど、ヨロシクお願いいたします。月イチくらいでアクセスいただければ、少しはページが増えていると思います。100ペー…
2024年4月13日に大きなアクセスがありました。 大概はあとで知るのですが(1ヶ月間くらいが表示されているので)、今回は気が付くのが早かったので、アクセス数の時間経過を確認できました。 20時をピークとして、アクセス数が正規分布しています。こういう…
「死滅回遊」という学術用語があります。 本来の生息域から逸脱してしまい、生存不能な海域に流れ着く現象のことをいうように思います。ざっくり。 英語ではabortive migrationと表現するようです。 よく似た言葉に「無効分散」という用語があります。これも…
今月のアクセス数が、5日にして100を越えました。ご閲覧ありがとうございます。 ところで、PVってなんの略?
このたび3種のシダムシが新種記載されました(Saitoら, 2024)。シダムシというのはヒトデ類の体内に寄生する広義にはフジツボの仲間の甲殻類です。今回の報告で世界から39種が記載されたことになります。いずれも紀伊半島周辺の漸深海帯から得られたヒトデ…
昨日100件超えるアクセスありました。時間推移みると、正午ごろに卓越してる様子。個人のかたですね。たぶん。探し物はみつかりましたか?
山内(2016)では日本産ウオノエ類がとりまとめられ、34種のウオノエ類中、15種に和名が新称(あるいは改称)されています。 魚類寄生虫であるウオノエ科等脚類は、その後も新発見がつづき、国内の発見については、報告の都度新和名が与えられているようです…
オオグソクムシきたーーーー! って大きすぎでしょ。 #呪術廻戦
本日、WoRMSのウオノエ科Cymothoidaeをチェックしまいた。 https://www.marinespecies.org/aphia.php?p=taxdetails&id=118274 前回見たの、2020.10.10のようです。このときは357種でした。 今回確認いたところ、42属370種のウオノエ類が登録されていました。…
クマノミ類と口腔寄生性ウオノエ類(和田・齋藤, 2017) 先日、web検索で調べものをしていて、クマノミ類の口に寄生したウオノエの写真を発見しました! 書籍(Baillie, 2020)のFig.1.2CにCeratothoa sp. in the mouth of Amphiprion polymnus (Credit: Els…
今月も突出したアクセスありました。10/12というと甲殻類学会の2日前。何か探し物でしたかね? お目当ては見つかりましたか? ここ数日は、1日10件未満のようです。涙
Acanthoserolis schythei (Lütken, 1858)オニジリスナコバンムシ、A,背面;B,腹面.スケール=10 mm(齋藤・佐々木, 2023より) 島根県のスーパーの鮮魚売り場でセロリスが見つかったという報告(齋藤・佐々木, 2023)を見つけました! セロリスSerolisと…
昨日(9/19)の14時ごろ、75件のアクセスあったみたい。こういうのたぶん一人の閲覧だよね? 何か探し物でしたか? 知りたいことわかりましたか? 日ごとのアクセス状況は月単位でみられますが、こういう時間単位の状況がみられるのマレ。ちょっとうれしい。…
沖縄から2種のウオノエ類が報告されました!(Fujita, 2023)。 (やっぱ ウオノエはやってるのか?!) ミナミウオノエCymothoa indica Schioedte and Meinert, 1884 体長8.2 mmの幼体が報告されています。宿主はヤクシマイワシAtherinomorus lacunosus (Fo…
先日のプラベン学会でウオノエの発表があったようです。Nob!は行けませんでしたが、ネットでプログラム拝見しました。 ●BP27 小田晴翔.宮城県舞根湾で採集されたクサフグの口腔内に寄生していたウオノエ科等脚類について Twitter(いまはエックスっていうの…
山の日の祝日ですが、海ネタひとつ。恐縮です。 アクアマリンふくしま(AMF)で展示し、あまりにもお寿司似でバズッたあの等脚類、その種同定できたという論文が公表されました(齋藤ほか, 2023)。 ホソウオノシラミRocinela angustata Richardson, 1904と…
7月3日にアクセス数あがりましたが、原因は不明。 最近は30件前後で推移してます。
当方のブログは多くて1日の閲覧数は20人程度なのですが、ごくごく稀にバズることがあります。 大抵その理由はわからないのですが、直近の2件については、3/22がYN博士、5/21はNPOのTSさんによる閲覧と思います。 そういうのがわかるとなんかニヤリって感じで…
最近、なんかウオノエ類の研究がはやってる気がする。そういう論文ばかり調べてるからなのかもしれないけど。 日本産ウオノエ類に関する論文2報を、忘れないうちに記事にしときます。 ●Uyeno & Tosuji(2023)鹿児島大学の上野大輔准教授らによる、ウオノノ…
みなさま、GWいかがお過ごしですか? Nob!!はそこそこ忙しく過ごしております(ってほどでもないかな?) ところで!Bruce(1986)が記載した、日本産サヨリHyporhamphus sajori (Temminck & Schlegel, 1846)の鰓腔寄生性エラヌシ属ウオノエ類の2種、ブリ…
シダムシの新種記載論文が発表されました。 これは押さえておかないと! シダムシ属の36番目の種と思います(WoRMSにはまだ反映されてなさそうです) ミズカキヒトデシダムシDendrogaster nike Jimi, Kobayashi, Moritaki, Woo, Tsuchida, & Fujiwara, 2023 …
今年1月、日本産ウオノエ科等脚類の新種が記載されたそうな。 リュウノロクブンギ Mothocya kaorui Kawanishi, Miyazaki & Satoh, 2023 かなり特異な形しているけど、DNA調べたらエラヌシ属に含まれたそうです。 宿主はヒメダツPlatybelone argalus platyura…
ついに、宿主オキアミについた状態で、シー・オランウータンことHeterophryxusをみることができました! 今回は成熟メス! 体内に充満する卵がみられます。 宿主はオキアミ類のEuphausia recurva Hansen, 1905の雄でした。 ちなみに前回の記事はこちら: htt…
12/29(木)・・・60 1/2(月)・・・・93 1/8(日)・・・・82 1/16(月)・・・ 79 この波形はなんなんですかね? 甲殻類のなにがしかのトピックスがありましたか?
2023年1月17日 三重大学生物資源学部名誉教授の関口秀夫先生が、三重大学病院にて癌のため御逝去されたとのことです。 関口先生は、雑誌『海洋と生物』に長くフィロゾーマ幼生に関する連載をなされ、また、ラスバンマメガニのゾエア期を含む個体群動態のご研…
たまに、こう跳ね上がるんですよね。何があったんですか?
すっげー論文がでました。ずーっとNob!がやってみたかったテーマ! ウオノエ遊泳期の季節消長をきちんと種同定して追いかけた論文です! わくわくが止まりません。 広島湾の定点(能美島西岸地先)において、2020年10月から2021年12月の期間、月一でライト…
諸喜田茂充先生がお亡くなりになられたそうです。 先生には新種記載の際、こころよく標本の使用を許可していただき、本当に感謝しております。緊張してあまりお話できなかったこと、後悔しております。 謹んでご冥福をお祈りいたします。 勝手ながら、日本甲…
リザリアライダーの続報が、日本甲殻類学会の学会誌 Crustacean Research に掲載されました。 そして、なんとその写真が学会誌の表紙に起用されてました。 リザリアライダーとは... 詳細は後程加筆します(謝) 関連情報、こちらもご参照ください。 リザ…
ツイッターで見かけた!“SNSで話題!? #新種発見のエピソード 集めました。”だって。 気になります。 著名: 『新種発見! 見つけて、調べて、名付ける方法』著者: 馬場 友希編 福田 宏編出版社: 山と渓谷社商品ID: 2822063200ISBN: 9784635063203ペー…