コンケシア・ダフノイデス

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Conchoecia daphnoides (Claus, 1890)と思います。海産浮遊性介形類です。プランクトン分析しているとたまに見ます。データとってないので、不確かですが、東北沖のサンプルでよく見るように思います。
この写真の個体は5.2mmでした。浮遊性介形類としては大型の部類です。
 
「日本産海洋プランクトン検索図説」によれば:
体長:♀4.25.9mm、♂2.253.25mm。顕著に細長い。殻の形が特徴的で体長は体高の5倍。額角はとがり、左の方が長い。右非対称腺は額角欠刻の下の前縁に位置し、左側のは後背曲部のすぐ下に位置する。後端部の復縁には鋸歯状構造がある。分布:石垣島付近、本州中部太平洋沖;太平洋、大西洋、インド洋。[原文のまま]
 
 
●主な掲載図鑑など:
蛭田眞一[日本産海洋プランクトン検索図説], 1997, p.640, pl.9, no.58. 
 
 
 
 
この写真、顕微鏡の視野に入りきらなかったので、4分轄して撮影しました。フォトショップphotoimageって機能つかって合成しました。練習中です。