エボシガイ(?)のノープリウス

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蔓脚類のノープリウス幼生です。
時たま、プランクトンサンプルに出てきます。突起が異様に長く、「流星」って感じです。背甲もこんぺいとうみたいなイガイガっぽい突起に縁取られます。

日本海プランクトン図鑑」(山路勇, 1966, 保育社)に、エボシガイとして掲載される図(第147図版, 9b・9c)に似てますが、図が小さいし、詳細な記述もないので、いまいち確証持てません。そもそもこの図の出典はなんなんでしょうか?


 写真の甲長は0.73mmでした。せっかくなので、背甲の輪郭をスケッチしました(下図)

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