Hossyさんから年賀状をいただきました。サンクスです。
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これ? ウサギにみえたアナタは心の優しい方かもしれません
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これは、Cardiodectes asper Uyeno & Nagasawa, 2010 という寄生性のカイアシ類で、2010年に新種として記載された、大変ホットな種類です。宿主はイチモンジハゼTrimma grammistes (Tomiyama, 1936)。
なにより、この新種を発見したのがHossyさん自身ですから!
フィールドに根を下ろした活動をされているからこそ、こういった大発見につながるのだと思います。
寄生虫の研究者で、自身がダイビングまでするかたはあまりいないと思いますので(ちゃんといますけど!)、こういったフィールドを熟知されたダイバーさんやナチュラリストの方々と、研究者の先生方がコラボれば、お互い必要とする情報の伝達が円滑となり、より理想的な研究分野が開けていくのだと思います。
フィールドではごく普通にみられるものでも、学術的には全くの新知見って、けっこうあるようですから。
(うまく表現できないヤ!)
[参考文献]
Uyeno, D. & Nagasawa, K. 2010. Three new species of the family Pennellidae (Copepoda: Siphonostomatoida) from gobiid fishes (Actinopterygii: Perciformes) in coastal waters of the western Pacific Ocean. Zootaxa 2687: 29–44.
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本種を新種記載されたUyeno博士は、フィールド主義の先生です。
そんな先生の、新種を見つけるコツについ語ったたサイトを発見しました!
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