サクラエビシンポジウム【甲殻類備忘録】

もう3週間も経ってしまいましたが、日本甲殻類学会第56回大会in東海大学海洋学部(清水キャンパス)に参加してきました。
 
20181020日(土)~21日(日)
 
私の母校、懐かしかったです。
また、学会も毎度々々勉強になります。
 
 
また、今年の学会では大学との共催として、21日に「駿河湾におけるサクラエビの資源生物学」という公開シンポジウムがあり、これにも参加いたしました。
 前の投稿にあるように、今ちょっとサクラエビmyブームなのです。
 
サクラエビ漁業については、『さくらえび漁業百年史』(大森・志田, 1995)という冊子が、大学卒業後間もなく刊行され、それに漁業史が詳しく書かれています。Nob!!も個人で購入していました(実はそのころからサクラエビ大好きなのです)
 
ところが、今回のシンポ行って知ったのですが、その本の刊行2年後(1997年)に、記録的な不漁に見舞われ、そして今年の春漁は、その記録を下回る大不漁(水揚げ312t)とのことなのです。
 1997年の不漁は、海況の悪化が原因で、次の年には資源は復旧しているのですが、ここ10年はサクラエビ漁獲量は右肩下がりで、それに追い打ちかけた今年の不漁だと、来年以降の回復が期待できないかもしれないというような状況とのことでした。その時の漁獲推移のグラフ、何かに公表されているのでしょうか?
 
 
シンポで聞いた情報を忘れないようにメモメモ!(でもメモが読めない...orz)
 
・寿命は1.8
・オスの成熟は24.65mm、交尾可能が27.86mm(この行解読あやしい)
 メスの成熟は30.57mm
・魚探で、サクラエビの群れの反射強度を計れば、画像から群れを識別できる可能性がある。
 ただし、同所的に生息するツノナシオキアミも同じような反応をするため、実際には厳しい!
 
<シンポ参加された方、補足・修正などご意見ください>
 
 
文献
大森 信・志田喜代江.1995.さくらえび漁業百年史.静岡県桜えび漁業百周年記念事業実行委員会,306 pp静岡新聞社,静岡.

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<関連記事加筆>
ネットニュースから

・11/18 静岡県桜えび漁業組合は、由比港で開いた組合の臨時会合で、11月は漁を中止と決定。試験操業の7割が「0歳」、資源保護優先

・12/13 同組合は船主会を開き、サクラエビの秋漁を全面中止にすることを決定。秋漁が全面禁止になるのは戦後初。「漁を全面中止にしないと資源回復が図れない」とし、来年の春漁も規制の方針を示している。実石正則副組合長は「春に(サクラエビ産卵群れを)制限なく獲ってしまうと、(この)秋に我慢したことがゼロになってしまう。加工業者や飲食店にはご迷惑をかけるが、資源が回復するまでの間、待ってもらえれば」と話す。