砂のすきまの生きものたち

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先日(2008/11/15)、神田神保町の鳥海書房で、古書「砂のすきまの生きものたち」を購入しました。

この本は大学時代は図書館でいつでも閲覧できたものだが、卒業後、どこを探しても見つからなかった、私にとってまぼろしの、あこがれの書籍です。

間隙生物っていって、タイトルの通り砂の隙間に住んでいる生き物について書かれた、数少ない専門書です。専門書といっても、専門家が著した読本で、とても読みやすく、またここでしか知り得ない情報がてんこ盛りの贅沢本なのです。


このような、学生時代はいつでも見れた身近だった資料が、実は貴重で、卒業以来お目にかからず、記憶すら薄れかかっている本って結構あるんです。

一期一会ってほどでもないけど、本も標本も、見かけたときにゲットしておかないと、何年も、十何年も後悔することになるんです。今回の買い物は激ハッピーな買い物でした。


引用文献
1)伊藤立則.1985.砂のすきまの生き物たち:間隙生物学入門.vi+241pp.海鳴社,東京.