ブロとものhossyさまからアミの標本をいただきました(写真の個体は体長約7mm)。感謝々々です!!
さっそく写真撮って見ました(^_^)v
これから詳細に調べなくてはなりませんが、Heteromysisという仲間ではないかと思います。カイメンから採集された種類の報告も多いようです(netで調べました)
Heteromysisは世界から80種くらい知られている、非常に大きなグループです。
日本からは5種類が報告されているようです(手許に文献が無く、netで調べた結果なので、見おとしあるかも)
*の2種はカイメンからみつかった種類です。
この標本を詳しく調べたら、専門の先生に質問してみたいと思います。
[引用文献]
Ii, N. 1964. Fauna Japonica, Mysidae (Crustacea). 610 pp., 153 figs. Biogeographical Society of Japan, Tokyo.
Fukuoka, K. 2004. A new species of Heteromysis (Mysida, Mysidae) associated with sponges, from the Uraga Channel, central Japan, with notes on distribution and habitats within the genus Heteromysis. Crustaceana, 77(11): 1353-1373
Murano, M. & Fukuoka, K. 2003. Two new species of the genus Heteromysis (Crustacea: Mysida: Mysidae) occurred in the aquarium of the Kushimoto Marine Park Center, Japan. Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology 29(4), 185-196.
Murano, M. & Hanamura, Y. 2002. A new species of Heteromysis (Crustacea: Mysida: Mysidae) from Japan. Plankton Biology and Ecology, 49(2): 75-80.
これはhossyさま撮影のフィールド写真!!
[追記 2010.4.7]
本種に関する見解が論文として公表されました!
コマイヤドリアミHeteromysis komaii Fukuoka, 2004 です。
和名は、アミの最初の発見者、駒井博士に献名されたようです。この論文で新称されています。
でもなんだか、駒井博士にやどってるみたいで...
[参考文献]
1. 齋藤暢宏・星野 修.2011.伊豆大島でみられたカイメン内在性アミ類,コマイヤドリアミ(新称)の観察記録(甲殻亜門・アミ目・アミ科).神奈川自然誌資料,(32): 51-54.
この論文はweb公開もされています。