プランクトン

オオシカクミジンコ:相模川の近底層プランクトン(つづき)

ジュニアととってきたプランクトンを調べました。 http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/15024663.html 河川本川からミジンコがとれたというのがちょっとした驚きでした。けっこう採れましたよ(^_^)v マルミジンコ科は、好きなグループではあるのですが…

ミラキア・エフェラータ

今日から5月かぁ~ やっぱ歳くぅと月日が過ぎるのはやいなぁ 気がつくと季節が変わっていて、四季を堪能するヒマがないっス ―<●>-・ ・―<○>-・ ―<●>-・ ―<○>-・ ―<●>-・ ―<○>- ミラキア・エフェラータMiracia efferata (Dana, 1852)(和名…

淡水ノープリウス??

この子は群馬県のある沼で採集したプランクトンサンプルの中で見つけました。 見つけた時は大興奮でした。 この沼はNob!!が高校時代に生物部の調査フィールドとしていたとこで、帰省時にひさしぶりに採集にいったのでした(へんなオタクみたいですネ←否定は…

ザ・ノープリウス

これぞノープリウスっていう子を見つけたので、ついつい写真を撮ってしまいました。 北方海域のプランクトンサンプル中で発見しました! ノープリウスっていうのは甲殻類特有の孵化幼生で、3対の頭部付属肢(第1触角・第2触角・大顎)が遊泳器官であるこ…

フジツボの子

祝! 50ページ達成!!(ってほどでもないけど:微笑) 最近では日に30名くらいのアクセスをいただいております。こんなつまらないブログを観に来てくださるみな様、本当に感謝でございます。 -・● ●・- -・● ●・- -・● ●・- -・● ●・- -・● ●・…

ビワガニ類のZoea

このゾエア、非常に奇妙な、というか、かわいらしい形をしています。 顔つきや、尾節(尾の先の部分)の形はアサヒガニのゾエアなのですが、背棘と側棘がすこぶる長く、その先がヘラ状(もしかしたら羽毛状かな?)をしています。側棘なんてまるでおさげ髪で…

珍しいアミ

Nob!!は特に強いレアもの嗜好ではないと思っていますが、それでも珍しい種類に出会えば、やはり心トキメキます。 仕事で、プランクトン分析していても、たまのレアものとの出会いは、やはりこの業界での醍醐味のひとつですね。 ○●○・ ・○●○・ ・○●○・ この写…

パラカラヌス・オリエンタリス

Paracalanus orientalis Itoh & Ueda, 2022[2022.7.30種名を変更し、記事若干加筆しました]沿岸の動物プランクトンとしてもっとも量の多い、重要種の1種です。体長0.8~1.0mmの小型のカイアシ類(カイアシ類としては中型)ですが、現存量は莫大です。沿岸…

アリマ?

これはシャコ類の浮遊幼生です。プランクトンとして採集されました。 おそらくはシャコOratosquilla oratoria (De Haan, 1844)の幼生でしょう。 プランクトンの研究者はシャコ類の幼生を一括して「アリマ幼生alima」って呼びます。ですが、シャコ類の研究者…

ノープリウス

節足動物の中で甲殻類を特徴づける形質の1つに「発生初期にノープリウス幼生期を経る」というものがあります。 基本的にはノープリウス幼生で孵化するということです。ですが実際には卵のなかでノープリウス期を経過してしまい、もっと発達した幼生期で孵化…

カラヌス・シニカス

海産浮遊性ケンミジンコ類(カイアシ類)にCalanus sinicus Brodsky, 1965という種類がいます。沿岸域の動物プランクトンとしては、割と大型で、比較的普通に採集されるのですが、「ザ・カイアシ類」といわんばかりに均整のとれた美しい種類で、お気に入りの…

ミジンコってなに?

ミジンコって、水の中でピコピコとうごめくプランクトンです。彼らもれっきとした甲殻類の仲間です。 ミジンコを初めてみたのは、小学校か中学校の理科の教科書で、それ以来の大ファンです。 分類的には、枝角類(一般的なミジンコ)、カイアシ類(ケンミジ…