2011-01-01から1年間の記事一覧

脚長底微塵子(ハルパクチコイダ)

底生性のカイアシ類、アシナガソコミジンコ属Longipediaの1種と思います。ハルパクチコイダ目で、原始的な分類群だそうです。 この写真の標本は九州のサンプルだそうですが、東京湾の干潟などでもこの仲間が見られるとのこと。 実はNob!!は詳しくなく、サン…

GW・・・

今年もGWは群馬に帰省。 昨年はタイミングはずしちゃったので、 ジュニアといっしょに、2009年6月20日にカブトエビとホウネンエビを採った田んぼに行きました。(こどもの日 in 2011) 一昨年は、カブトエビが優占し、ホウネンエビは少量、しかも小型。…

色違いゲットだぜ!

ホヤノシラミPachypygus gibber (Thorell, 1859)というカイアシ類と思います。 ひさしぶりに見ました。 コロっとしていて、非常に愛くるしいです。 今回3個体見ました。 学生のとき、これが見たくて、大学近くの海岸でシロボヤを採りまくりました。何個体か…

やる気を見せねば!

昨日に引き続き、ヤドリムシ解剖練習の意欲を示しておこうと思います。 やるきマンマンですよぉ~! ご安心くださいMS博士!! って、別に心配されてないか。どちらかといえば自分に暗示をかけるためのページっすね。 この図は、Richardson(1…

あぁ、GW・・・

いよいよ今年もGWまであとわずか! 人によっては10連休とか Nob!!はといえば... 残務処理のため、前半は出勤かな? MS博士に、「GW中にヤドリムシの解剖の練習をします!」ってタンカ切ってしまったけど... ちょっときついかもです。 決意だけは示そ…

トマト?

メガネカラッパです。 学生の時の蒐集品! もうネタがなくて(悲) 記事は追って加筆します。

23年度突入

いろんなことがありますが、それでも月日は流れていきます。 新年度突入です!! 残務もまだまだありますが、 取り急ぎ、できることをこなしていきます。

イワシノコバン

イワシノコバンNerocila phaiopleura Bleeker, 1875と思います。 Nerocila属はBruce(1987)によって、オーストラリア産の8種について分類学的整理がなされています。 写真の標本は、●第5-第7胸節の基節板は先端が尖り、各胸節より長い、●第7胸脚は第6胸脚と…

カニエラエボシ

カニエラエボシ Octolasmis neptuni (MacDonald, 1869) です。 (kamakaさま、ご教示ありがとうございます) 昨日、uni2さんから画像を見せて頂きました。瀬戸内海のある港では、大型のガザミに、比較的普通にみられるそうです。 実に興味シンシンです。 学…

県民参加型ボランティア調査

県民参加型ボランティア調査の会合に出席しました。 相模川・酒匂川水系の生物調査です。 アドバイザーの博物館や大学、環境センターの先生方のお話がとても勉強になりました。 事務局の方々、大変お世話になりました。 実はユウレイ会員で、登録はしたもの…

タイラギカクレエビ

知人から「タイラギカクレエビ」について質問をうけました。 ググってみると、312件がヒットしました。 なんでも、昨年9月に韓国でははじめて見つかったそうです。 たとえば↓↓↓ http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2010…

北のIsopoda

北海道を代表する等脚類2種です。さすが北の国ですね。●シオムシTecticeps glaber Gurjanova, 1933 体長1~2 cmの小型甲殻類で、北海道~千島の寒海に分布します。北海道東部浜中湾のウバガイ漁場での調査報告があります。Tecticeps japonicus, Iwasa, 1934…

新聞記事:ミジンコ

新聞記事(2011.2.4)です。 ミジンコの遺伝子数は、これまでゲノムが解読された動物の中で最多となるそうです。 ミジンコ最強~~~~!!!

富山湾のヨコエビ

昨日、フジテレビでFNSドキュメンタリー大賞って番組やってたそうです(2011.01.23.16:00~)。 職場でパートさんから、「Nob!!さん昨日見ました?」って聞かれました。 知らなかった~~ 見たかったですぅ~!(不謹慎ですみません) 富山湾でヨコエビが大…

ショキタテナガノエラヤドリ

ショキタテナガノエラヤドリProbopyrus iriomotensis Saito, Shokita & Naruse, 2010です。 日本動物分類学会の英文学会誌「Species Diversity」の最新号(vol.15, no.3-4)に掲載された、日本産ヤドリムシ類の新種です。 日本のヤドリムシ類は、椎野季雄博…

新聞記事:2011.01.15

新聞記事です。 青木熊吉さんのお孫さん... 三代に大切に守ってきた標本っていうのがグッと来ますね。 標本っていうのは、その時、その場所でしか採れないモノですから、どんなものでも生物学的なオタカラです。

こんな賀状はじめてっスよ!!

Hossyさんから年賀状をいただきました。サンクスです。 ・・・・・ これ? ウサギにみえたアナタは心の優しい方かもしれません ・・・・・ これは、Cardiodectes asper Uyeno & Nagasawa, 2010 という寄生性のカイアシ類で、2010年に新種として記載された、…

ヤリボヘラムシ

ヤリボヘラムシSymmius caudatus Richardson, 1904です。 現場の人間、っていうか生物分析を生業とする我々には比較的普通にみられる種で、 なにより、形態が独得で、初めて図鑑でみた日から、もうメロメロです。 ですが、なんとweb情報をググってみると、2…

[文献]日本産等脚目甲殻類の分類

海洋と生物という雑誌に、日本の等脚類に関する連載がはじまっています。いまから目次を作っておこっと! ////////// 下村通誉・布村 昇.2010~.日本産等脚目甲殻類の分類.海洋と生物,186~. [著者の順番は不定のようです] 1.2010.海洋と…

あけおめぇ

謹賀新年 皆さま、本年もよろしくお願いいたしますぅ~ この絵、ペンタブで描きました。 描けば描くほど重くなるぅ~~(涙) 新しいPC欲しいっス!! でも、お絵かきはたのしいナ