2009-01-01から1年間の記事一覧

今日の多摩川

珍しいものみました(^○^) アシハラガニです。写メです。 携帯をかなり傾けて撮影しました。実際には抱き合った2匹のカニはほぼ直立でした。 15~20分は少なくても抱き合っているみたいでした。 ちなみに、写真の下側がオス、手前がメスです。 調査中だ…

アメリカカブトエビ(続・田んぼのエビ 2)

アメリカカブトエビTriops longicaudatus (Le Conte, 1846)です。 ジュニアと採ってきました(↓)。 http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/18479805.html 日本国内にもっとも広く分布するカブトエビ類です。 国外では北アメリカ、西部メキシコ、アルゼ…

鋼のミジンコ

テレビアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」 第11話 ラッシュバレーの奇跡 の一コマです。インターネットのGyaoっていう無量動画サービスからコピーしました。

ツノナシオキアミ(♂)

ツノナシオキアミEuphausia pacifica Hansen, 1911のオスです。前回の写真はメスでした(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/14865714.html オキアミ類(ソコオキアミBentheuphausia amblyops G.O.Sars, 1885を除く)は、オスの第1・第2腹肢内肢…

多摩川河口干潟訪問記

今日も、多摩川河口にいってきました。 もちろん仕事です..... 多摩川河口には、東京湾で唯一といえるほどの、広大な河口干潟が発達しています。ここには、都市近郊としては希有な、河口域特有な生物がたくさん生息しています。Nob!!の好きなカニやアナ…

これでもミジンコ!? (とっても変わったカイアシ類)

この子らはカイアシ類(ケンミジンコの仲間)です!! 家内にこの写真みせたら、「根っこ?」って解答。なるほど根っこ系カイアシ類ってとこか! 寄生性のカイアシ類には、寄生生活に適応して、体形がかなり奇怪に変型するものが少なくありません。 ここに示…

ネオカラヌス・クリスタータス(北のカイアシ類)

ネオカラヌス・クリスタータスNeocalanus cristatus (Kroyer, 1848) といいます。頭部先端にmedian crestという扁平な隆起部があり特徴的です。 表層域(水深0-200m)で採集される浮遊性カイアシ類としては、非常に巨大な種類です。 ただし成体は深部…

デジいち買っちゃいました

本日、My デジいち買っちゃいました。 Nikon D60 です。 これからもバリバリ撮りまくるゾぉ~!!

イソコンペイトウガニ

イソコンペイトウガニHoplophrys ogilbyi McCulloch, 1908といいます。 Haginohanaさんからいただきました(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/haginohana/40624394.html 関連ページ: http://blogs.yahoo.co.jp/haginohana/48908858.html 岩礁のウミトサカ類、…

ツノメエビ

ツノメエビOgyrides orientalis (Stimpson, 1860)といいます。 かなり変わった顔をしたエビです。決してめずらしい種類ではありませんが、むしろ普通種ですが、あまりお目にかかる機会はありません。 ドレッジや採泥器によるサンプルでは常連だそうです。 富…

相模川ふれあい科学館

相模原市立相模川ふれあい科学館に行ってきました。 http://www.sagamigawa-fureai.jp/index.html 今月末まで開催されている「えびちゃん大集合!!」が目当てでした。 思ったよりも小さなイベントでしたが、Nob!!の好きなエビをいくつかみることができまし…

北の海から

これらはプランクトンサンプルからのものです。いっぱい入ってました(^O^) どこで採ったものかはわかりませんが、カイアシ類がNeocalanus cristatus (Kroyer, 1848)とEucalanus bungii (Jhonson, 1939)が優占していたので、かなり北方の海域のようです。そし…

ホウネンエビ(続・田んぼのエビ:その1)

ホウネンエビBranchinellites (Branchinellites) kugenumaensis (Ishikawa, 1895)です。 体長測るのわすれました。だいたい1.5cmです。 漢字で書くと「豊年蝦」。江戸時代に書かれた図鑑、「蟲譜」(尾張藩 吉田高憲著)には、「ヤブシタギンギャウ」という…

干おきあみ

知人からこんなものを見せてもらいました(小笑) 大量に漁獲されるツノナシオキアミが、食用としてりっぱに流通されているのですね。 ツノナシオキアミについてはこちら(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/14865714.html ちょっと分けてもらっ…

田んぼのエビ

ジュニアと田んぼに来ました。 なんと、どの区画にもカブトエビが大量で、ホウネンエビを探すのに苦労しました。普通逆のように聞いています。 やっと見つけた2匹を容器にいれたら、あっというまにカブトエビがガブリ!! なんと獰猛な! しかたがないので、…

マクロセテラ・グラキリス

マクロセテラ・グラキリスMacrosetella gracilis (Dana, 1847)といいます。 浮遊性の“ソコミジンコ”です。ソコミジンコ類は、名前のとおり多くは底生性なのですが、一部の種類はプランクトンとして出現します(↓)。 http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisu…

日本動物分類学会

今日、日本動物分類学会in名古屋港水族館に出席しました。 グリフォンさん、kamakaさん、文楽亭さんらと、久しぶりにお会いしました。皆さん第一線で活躍される甲殻類学者さんです。 学会の合間に水族館も見学できました。タカアシガニ、カッコいぃ~です。 …

うみのダンゴムシ・やまのダンゴムシ

文楽亭さんからのご紹介、「うみのダンゴムシ・やまのダンゴムシ」を借りてきました。 http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/17567353.html ↑にコメントいただきました。 氏のご推薦の通り、非常に興味深いお写真がてんこ盛りでした。 いやぁ~ プロの…

ウミガメタナイス

かなり昔に採集したサンプルで、ずっとペンディングにしてきました。 いまだに種類はわかりません。(タイトルの「ウミガメタナイス」っていうのは愛称です) タナイス類は、Nob!!がもっとも興味のある甲殻類の1つですが、ぜんぜん文献を集めてなく、いまだ…

ヤマトオサガニ

ヤマトオサガニです。 SCOP 100の時に採集してきました。(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/17867057.html 多摩川河口干潟では特に多いです。干潟域に生息するカニとしては大型の周囲だと思います。 Nob!!のお気に入りのカニの一つです。 -・…

チゴガニ

チゴガニです。 SCOP 100の時に採集してきました。(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/17867057.html 干潟域に生息する小さなカニですが、いろんなことが調べられていて、情報てんこ盛りです。 Nob!!のお気に入りのカニの一つです。 -・- -…

相模川のケンミジンコ

相模川で採集したケンミジンコです(関連ページ:↓) http://blogs.yahoo.co.jp/yevicanidaisuki/15024663.html 散々悩んだのですが、現時点ではAcanthocyclops sp.としておきます。大小数個体が採集されています。 観察標本(成体雌)の特徴は以下のとおり…

SCOP 100

第4回多摩川河口干潟の生物調査に参加してきました。ジュニアも連れて。 今回は「SCOP100」と銘打って、100ポイントの底質を一定量採泥し、底生動物の分布を調査してきました。市民参加型の自然観察会でした。 主催者のNPO法人海辺つくり研究会のみなさ…

オオベニアミの2種

ロフォガスター目甲殻類です。 昔から見てみたかった甲殻類です。決して希少種ということではないですが、中・深層浮遊性甲殻類って、一般的にはお目にかかること非常に稀です。 1種目はGnathophausia gigas Willemoes-Suhm, 1875です。和名はありません。 …

オカダンゴムシ

オカダンゴムシArmadillidium vulgare (Latreille, 1804)です。 漢字で書くと「丘団子虫」かな? 古い文献では「テマリムシ」って呼ばれていました。 庭先や学校の校庭、神社の境内など、至る所でみられる普通種ですが、実は「外来種」!! 日本には明治時代…

ザ・メガロパ(プルートゥ?)

東シナ海のプランクトンサンプル、水深300~400mで1個体だけ見つけました。 胸部付属肢(ハサミ脚・歩脚)がひとつ残らずとれちゃってますが、それでも写真に残す価値のある一品だと思い、撮影台までつくっちゃいました(^_^)v 頭胸甲前縁に一対の巨大な“ツ…

エボシガイ(?)のノープリウス

蔓脚類のノープリウス幼生です。 時たま、プランクトンサンプルに出てきます。突起が異様に長く、「流星」って感じです。背甲もこんぺいとうみたいなイガイガっぽい突起に縁取られます。 「日本海洋プランクトン図鑑」(山路勇, 1966, 保育社)に、エボシガ…

休日出勤

通勤中某デパ地下にて。 地場の伊勢エビ売ってました。 100g・1580円

マツイウミチョウ

マツイウミチョウ Argulus matuii Sikama, 1938といいます。海産魚の寄生虫です。 haginohanaさんからいただきました。関連サイトはこちら(↓) http://blogs.yahoo.co.jp/haginohana/35173754.html 上に詳しく記しましたが、本種はイサキParapristipoma tri…

Nob!!ブログ、半年経過

皆さま、日頃の御声援ありがとうございます。御陰様で当ブログも半年を経過することができました。 現在75ページ。100ページを目ざします。日に30名前後の方に閲覧していただいております。 ●累計訪問者数:4733 ●累計コメント数:345 ただ、ヤフブロのカウ…